グレイスバスの手洗いカウンターは取り止められます|外して1年半、安くはなりませんでしたが後悔はありません

グレイスバスの手洗いカウンターは取り止められます|外して1年半、安くはなりませんでしたが後悔はありません


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家の設備には、打ち合わせで「付ける・付けない」を聞かれないまま決まっていくものがあります。浴室の手洗いカウンターも、そのひとつでした。

我が家は、前の家でカウンターの裏にカビが生えた経験から、最初から取り止めました。引き渡しから1年半、困った場面はありません。

この記事でわかること

  • グレイスバスの「手洗いカウンター」は取り止められること。ただし「水栓カウンター」は外せないこと
  • 取り止めても減額はなかったこと
  • カウンターの代わりに何を使っているか

先に結論

  • 我が家の仕様書には「手洗いカウンター なし(手洗いカウンター取り止め)」と残っています
  • 一条の資料にも、お手入れに配慮して取り止めができると書かれています。特別な交渉は要りません
  • ただし、水栓カウンターのほうは外せませんでした。聞きましたが、不可という回答でした
  • 1年半使って、置き場所に困ったことはありません
  • そして安くはなりません。金額のために外すものではなく、掃除する場所を減らすために外すものです

手洗いカウンターを取り止めたグレイスバスの洗い場。水栓カウンターの下に棚はなく、壁が続いている

1. カウンターは2枚あります。外せるのは下の1枚だけです

ここを取り違えると話が通じません。グレイスバスには、高さの違うカウンターが2枚あります。

名称位置中身取り止め
水栓カウンター上段埋込型の水栓と、カウンター下の間接照明を内蔵できない
手洗いカウンター下段洗面器などを置く棚できる

一条の資料では、手洗いカウンターは「固定式アクセサリー」に分類されていて、手摺や浴槽蓋と同じく採用の有無を選べます。水栓カウンターはその一覧に入っていません。

我が家は、水栓カウンターのほうも外したいと伝えました。 理由は同じで、カウンターの裏にカビや汚れが残りそうだと思ったからです。回答は不可でした。水栓と照明が内蔵されているので、当然といえば当然です。

つまり我が家の浴室にも、上段のカウンターと間接照明はそのまま残っています。カウンターが1枚もない浴室にはなりません。

水栓カウンターの下面までの高さをメジャーで測ったところ、床から600mmだった

そして住んでみると、残った1枚のほうは気になっていません。 測ってみたら、我が家の水栓カウンターは下面が床から600mmの高さでした。立ったままで裏が見えるわけではありませんが、下段の手洗いカウンターに比べればしゃがまずに覗き込める高さです。汚れてきたことに気づける場所なら、こまめに拭けます。前の家で問題だったのは、そもそも覗く気にならない高さのカウンターでした。

2. 仕様書には、1行だけ残っています

仕様書の「設備仕上表」、システムバスの欄です。

手洗いカウンター なし(手洗いカウンター取り止め)

打ち合わせの記録ではなく、確定した仕様として残るのはこの1行だけです。あとから「本当に外れているか」を確かめたいときは、ここを見ることになります。

3. 一条の資料にも「取り止められる」と書いてあります

グレイスバスの商品資料には、固定式アクセサリーの説明として、手洗いカウンターは基本設定としては付くけれども、お手入れに配慮して取り止めもできる、という趣旨のことが書かれています。

つまりこれは、こちらが無理を言って外してもらったものではありません。メーカー側が最初から、掃除のために外す人を想定しているということです。

その資料の写真を見て、記事を書きながら気づいたことがあります。手洗いカウンターは、下面が水平ではなく斜めになっています。 理由を一条に確認したわけではないので断定はできませんが、裏に水や汚れが残りにくいようにという配慮に見えます。

外す前提で読んでいた資料に、外さない人のための工夫も入っていた。付ける側の人にとっては、そこそこ心強い話だと思います。

4. 外した理由は、前の家でカウンターの裏にカビが生えたからです

理由はこれだけです。

前に住んでいた家の浴室にもカウンターがあり、その裏側にカビが生えました。カウンターの裏は、正面からは見えません。かがんで下から覗いて、はじめて気づく場所です。気づいたときには、すでに広がっていました。

新しい家で同じことを繰り返したくない。使う頻度がそれほど高くないものなら、最初から付けないほうが早い。そう考えました。

5. 決めたのは、着工前の打ち合わせでした

記録が残っています。2024年4月19日、担当者へのLINEで、いくつかの質問と一緒にこう聞きました。

浴室はグレイスバスを希望してますが、手洗いカウンターは外せますか?

翌日に「内容について、明日の打ち合わせで直接説明させていただきます」と返信があり、4月21日の打ち合わせで決まりました。LINEに回答は残っていません。このやり取りが打ち合わせの席で完結したためです。

言い出したタイミングとしては、仕様が固まる前でした。カウンターは基本設定なので、何も言わなければ付いてきます。 いらないなら、自分から言う必要があります。

6. 安くはなりませんでした

正直に書きます。取り止めても、金額は変わりませんでした。

減額されると期待していたわけではありませんが、期待していた人には残念な話だと思います。標準仕様の一部を抜いても、その分が引かれるとは限りません。

なので、判断の基準は金額ではありません。掃除する場所が1か所減ることに、価値を感じるかどうかです。我が家は感じました。

7. 代わりに置いているものは、2つだけです

カウンターがない代わりに、後から買い足したものが2つあります。どちらも妻が選びました。共通しているのは、床にも棚にも置かず、壁に浮かせていることです。

グレイスバスの壁は4面とも化粧鋼板なので、マグネットは好きな高さ・好きな位置に付きます。使いながら動かせるため、位置を打ち合わせで決め切る必要もありません。

シャンプー・ボディソープ

山崎実業towerのマグネットバスルームバスケットに、シャンプーとボディソープのボトルを並べている

山崎実業 tower のマグネットバスルームバスケット(ワイド・ホワイト・品番3769)です。2025年1月に購入しました。幅44.3cm・耐荷重3kg(メーカー公表値)で、ボトルを並べて置ける幅があり、底が抜けているので水が溜まりません。手前にはタオルなどを掛けられるバーがあり、小物用のフックが2つ付いてきます。

石けん

マーナ「きれいに暮らす」マグネット石けん置き。壁に貼り付けて浮かせている

マーナの「きれいに暮らす」マグネット石けん置きです。こちらもマグネットで壁に付きます。石けん置きは水が溜まると受け皿の裏がぬめる場所ですが、浮いていると乾きます。

置き場所が要ったのは、結局この2つだけでした。カウンターという1枚の板で全部を受けるのをやめて、必要な物の形に合った受けを、必要な数だけ壁に付ける。 結果として、拭く面積はカウンターより小さくなっています。

この2つが壁に付いているのは、グレイスバスの壁が4面とも化粧鋼板で、マグネットが使えるからです。標準のアクセサリーも同じ仕組みで付いていて、住んでから位置を変えられます。

グレイスバスのマグネット式アクセサリーを1年半使いました|裏には汚れが溜まり、シャワーフックは1つ壊れました

8. 掃除は、こう変わりました

我が家の浴槽には自動洗浄が付いていますが、自動で洗ってくれるのは浴槽の内側だけです。毎日スポンジを持つのは、浴槽のふち・洗い場の床・エプロンの下でした。

くわしくは一条工務店の自動浴槽洗浄が洗うのは「浴槽の内側だけ」だった|1年半使って、毎日スポンジを持つ場所に書いています。

手洗いカウンターを外したことで、この毎日のリストにカウンターの上と裏が加わりませんでした。 増えなかったものは記録に残らないので実感しにくいのですが、前の家でカビを見つけたときのことを思い出すと、外しておいてよかったと思います。

これから決める人へ

判断の順番としては、こうなると思います。

  1. まず、浴室で物を置く場所が要るかどうかを考える。 洗面器やボトルを置きたいなら、カウンターは素直な答えです
  2. 要らないと思ったら、仕様が固まる前に自分から言う。 基本設定は「あり」なので、黙っていると付きます
  3. 水栓カウンターは残る前提で考える。 カウンターを1枚も置きたくない、という選び方はできません
  4. 減額は期待しない。 掃除する場所を1か所減らすための選択です
  5. 収納は後から足せる。 壁のどこにでもマグネットが付くので、住んでから足りない分を買えば間に合います

逆に、次のような人は付けたほうがいいと思います。

  • 洗面器を使う人。 一条の資料の写真でも、水栓カウンターの下に洗面器が置かれています。床に直接置くと、使うたびにかがむことになります
  • 市販の収納を自分で選ぶのが面倒な人。 最初から付いていれば、買い足す作業そのものが要りません

よくある質問

Q. 水栓カウンターも外せますか? 我が家が聞いたときは、不可という回答でした。埋込型の水栓と間接照明が入っているためだと思われます。

Q. 外すと壁に跡が残りませんか? 残りません。壁は1枚物の化粧鋼板なので、カウンターが付いていた位置に段差や継ぎ目はできません。

Q. あとから付けられますか? 手洗いカウンターを後付けできるかは確認していません。手摺については、標準・オプションとも取付位置に下地が入っているため将来的にアフター工事で取り付け可能だと資料に書かれていますが、手洗いカウンターに同じ記載はありません。付ける前提なら、最初に決めるのが確実です。

Q. シャンプーはどこに置いていますか? マグネット式のバスケットです。壁に貼り付けているので、床にもカウンターにも触れていません。

Q. 外して後悔していませんか? していません。1年半で「ここに棚があれば」と思った場面がありませんでした。

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