グレイスバスのマグネット式アクセサリーを1年半使いました|裏には汚れが溜まり、シャワーフックは1つ壊れました

グレイスバスのマグネット式アクセサリーを1年半使いました|裏には汚れが溜まり、シャワーフックは1つ壊れました


一条工務店のグレイスバスは、浴室のアクセサリーがマグネット式です。「好きな位置に付けられますよ」とは聞いていました。

では実際、どうだったか。わが家は引き渡しから1年半のあいだに、ミラーの向きを変え、ランドリーパイプを外し、シャワーフックを1つ壊しました。

この記事でわかること

  • グレイスバスのマグネット式アクセサリーは標準で5種類あること
  • 位置も向きも、住んでから自分で変えられること
  • ただし磁力が強く、微調整はうまくいかないこと
  • 部品の裏側に汚れが溜まること
  • シャワーフックが約1年で1つ壊れたこと
  • 天井にはマグネットが使えないこと

先に結論

位置を自由に変えられるのは、そのとおりでした。ミラーの向きは半年ほど前に変えましたし、ランドリーパイプは年末の大掃除で外しました。

ただ、住んでみないとわからなかったことが3つあります。

  1. 磁力がかなり強く、微調整はうまくいきません
  2. 部品の裏側に汚れが溜まります
  3. シャワーフックが約1年で1つ壊れました

この記事は、主にこの3つの話です。

マグネット式アクセサリーは、標準で5種類です

一条工務店から受け取ったグレイスバスの仕様資料には、マグネット式アクセサリーとして次の5種類が載っています。

名称数量寸法耐荷重
撥水ミラー(ガラス製)1枚700×300mm記載なし
シャワーフック2つ記載なし記載なし
タオル掛け1本長さ600mm3kg
入浴用具掛け1本長さ400mm3kg
ランドリーパイプパイプ1本+ブラケット2個記載なし10kg

耐荷重はメーカーの公表値で、わが家で測ったものではありません。なお入浴用具掛けは、受け取った資料には3.5kgと書かれていますが、現物の表示は3kgでした。 この記事では現物の値を採用しています。

グレイスバスの洗い場。縦向きのミラーと、低い位置のシャワーフック

貼れる理由は壁の作りにあります。グレイスバスの壁は、床から天井まで1枚物の大判化粧鋼板で、4面すべてが同じ仕様です。目地がないので掃除がしやすい、というのが本来の狙いですが、結果としてマグネットが使える面が広くなっています。

なお、手摺と手洗いカウンターはマグネット式ではありません。 資料では「固定式アクセサリー」として別の項目に載っています。手摺は標準で2か所(水栓脇の縦手摺・浴槽長手側の縦手摺)、オプションでさらに2か所(ドア脇・浴槽短手)追加できます。取付位置に下地が入っているため、将来アフター工事で後から付けることもできます。

仕様資料には、マグネット式アクセサリーは引き渡し後に追加購入できると書かれています。実際に「一条工務店 住まいのサポートアプリ(i-サポ)」のオンラインストアで取り扱いがありました。ただし、ミラーは見当たりませんでした(2026年9月時点)。

磁力は、想像より強いです

ここが、住んでみて一番意外だった部分です。

貼るときは、勢いよく吸い付きます。 壁に近づけると、最後は自分から張り付きにいくような感じになります。少し強さを感じるくらいです。

外すときは、力がいります。 軽く引いて取れるものではありません。

そして、いちばん困るのが微調整です。 一度貼り付いてしまうと、そこから数ミリずらしたり、傾きを直したりするのがうまくできません。斜めになっているのを水平に直すのが、思った以上に大変でした。

位置を変えるときは、少し動かすのではなく、一度しっかり外してから貼り直すほうが早いです。

外すと、裏側に汚れが溜まっています

マグネット式アクセサリーは、掃除のときに全部壁から外せます。ミラーもタオル掛けも用具掛けも、部品そのものを丸洗いできます。

ただ、これは利点というより必要な作業でした。

マグネット式アクセサリー5種類の裏面

外して裏返すと、こうなっています。ミラーの裏には楕円形のマグネットが5か所あるだけで、残りの広い面は壁に触れていません。

つまり部品と壁のあいだには隙間があります。そこに汚れが溜まります。付けたままでは見えませんし、掃除もできません。

「外せて便利」というより、「外さないときれいにならない」というのが実感に近いです。

シャワーフックが、1年で1つ壊れました

先に書いておくと、これはマグネットとは関係のない話です。 フックが壁から外れたのではなく、シャワーヘッドを保持する部分が壊れました。

左右のシャワーフック。右側は亀裂が入り、内側の樹脂が外れている

写真の右側が壊れたほうです。フックの右側に亀裂が入っています。 ここが割れたことでフックが開くようになり、内側にあったグレーの樹脂が外れました。外れた樹脂は捨ててしまったので、いまは残っていません。約1年でこうなりました。

もともと、この部分は肉厚が薄く、壊れそうだなとは思っていました。案の定でした。

原因はこう考えています。シャワーヘッドの抜き方です。

シャワーフックからヘッドを抜くところ

フックからまっすぐ上に抜けば、力はほとんどかかりません。

手前に引くと、壊れた部分に力がかかる

でも、少し手前に力をかけながら抜くと、壊れた部分に大きな力がかかります。てこの原理で力が増えたのだと思います。これは私の推測で、メーカーに確認したわけではありません。

わが家は子どもが2人いるので、抜き方まで毎回そのとおりにはいきません。いまは、フックに力がかからない抜き方を子どもに伝えて使っています。

幸い、シャワーフックは標準で2つ付きます。 1つ壊れても、残りの1つで困っていません。

資料には2つある理由の説明はありませんが、立ってシャワーを浴びるときと、椅子に座るときで高さが違うから2つあるのだと思います。 これも私の推測です。

ミラーを縦向きにしました

引き渡しのときは横向きに付いていました。それを、半年ほど前に縦に変えました。

きっかけは、子どもが一人でお風呂に入るようになったことです。ただ、頭だけは洗ってほしいと言われました。

親は服を着たまま浴室に入って頭を洗います。このとき水が飛ぶと困るので、シャワーヘッドと子どもの頭の距離を短くしたい。 そのためにシャワーフックを低い位置に付け直そうとしたら、横向きのミラーが邪魔になりました。

そこでミラーを縦にしました。これで、フックを低い位置に移せました。

正直に書くと、私はこのミラーを撤去したいと思っていました。 自分はほとんど使いませんし、掃除をしたくない、曇り止めを定期的に塗るのも面倒だからです。ただ、家族は使うので残しています。

仕様資料には、マグネット式アクセサリーについて「採用の有無を選択することも可能です」と書かれています。そもそも付けないという選択もできます。 わが家は家族が使うので、その選択はしていません。

ランドリーパイプを外しました

年末の大掃除のときです。掃除をしながら、このパイプを1回も使っていないことを思い出しました。

脱衣室に干す場所を用意していたので、たぶん使わないだろうとは思っていました。実際そのとおりでした。掃除する物が1つ減るなら、そのほうがいいと考えて、外したタイミングでそのまま撤去しました。

ランドリーパイプを外した壁

天井には付きません

これは資料に明記されています。

グレイスバスは天井も化粧鋼板ですが、天井部分はマグネットアクセサリーの重量に耐えられる強度がないため、取り付けは不可とされています。

見た目は壁と同じ素材なので、つい付けたくなります。でも付けてはいけません。

これから住む人へ

位置は後から動かせます。打ち合わせの段階で細かく考えなくても、住んでから合わせられます。

そのうえで、知っておくといいことを3つ挙げます。

  1. 磁力は強いです。 「ちょっとずらす」はうまくいきません。位置を変えるときは、外して貼り直すつもりで
  2. 裏側は汚れます。 定期的に外して洗う前提で考えたほうがいいです
  3. 天井には付きません。 壁と同じ見た目ですが、強度が足りないと資料に書かれています

わが家がミラーの向きを変えたのは、子どもが一人でお風呂に入るようになってからでした。使い方が変われば、位置も変わります。

よくある質問

Q. マグネット式アクセサリーは何種類ありますか

資料に載っているのは5種類です。撥水ミラー、シャワーフック(2つ)、タオル掛け、入浴用具掛け、ランドリーパイプです。手摺と手洗いカウンターは固定式で、別の扱いになります。

Q. 引き渡し後に位置を変えられますか

変えられます。わが家はミラーの向きを変え、ランドリーパイプを外しました。

Q. マグネット式は掃除が楽になりますか

部品そのものは外して丸洗いできます。ただし壁との接地面には隙間があり、そこに汚れが溜まります。定期的に外して洗う必要があります。

Q. 引き渡し後に追加できますか

資料には追加購入が可能と書かれています。わが家で確認したかぎり、「一条工務店 住まいのサポートアプリ(i-サポ)」のオンラインストアで取り扱いがありました。ただしミラーは見当たりませんでした(2026年9月時点)。

Q. 市販のマグネット製品も貼れますか

貼れます。わが家は山崎実業towerのバスケットと、マーナの石けん置きを使っています。詳しくは手洗いカウンターを取り止めた記事に書きました。洗面器と風呂イスもマグネットタイプにしていて、この2つは別の記事にまとめる予定です。

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