一条工務店の着手承諾の日に、ポストを壁付けへ変更した|下地を頼まないまま進み、ポールを買い足した
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郵便ポストは、玄関ドアの横の壁に付けるつもりでいました。
引渡しが近づいたころ、届いた現物を箱から出して持ち上げて、手が止まりました。約7kgあります。外構業者さんに聞くと、答えは短いものでした。
「下地が入っていない壁には、この重さは付けられません」
結局、専用のポールを買い足すことになりました。25,560円の想定外の出費です。
きっかけをたどると、ある1日にたどり着きました。着手承諾の日です。図面を確定させて印を押すその日に、私はポストを壁付けへ変更していました。

もともとは、ポールに全部まとめる案だった
最初に考えていたのは、1本の機能ポールにポスト・宅配ボックス・インターフォンをまとめて取り付ける案でした。三協アルミの機能ポール「エスポⅡ」の2型です。
2024年5月、配置イメージを自分で3Dで作ってLINEで送っています。このとき自分で挙げていた懸念が、これでした。
ポールを固定する部分のタイルが綺麗に貼れないのではないか
玄関ポーチはタイル仕上げです。そこにポールを立てると足元の納まりがどうなるのか気になり、外構の打ち合わせで確認してほしいと依頼しました。

懸念に対する回答
私が同席していない打ち合わせで、外構業者さんから実際に懸念が出たと聞きました。その後どうなったのかを確認したのが5月31日です。
結局、綺麗に設置は可能なんでしょうか。ダメならエスポⅡをやめて普通に壁つけにするかどうか決めたいので、確認をお願いします
回答はこうでした。
建物完成後に支柱部分のポーチタイルをコア抜き(直径5cm位)し、隙間をモルタル埋めする。綺麗に施工できるが、ポーチタイルだけのことを考えると壁付けのほうが綺麗に仕上がる
近い施工写真も何枚か送ってもらい、イメージがつかめました。6月1日に「ポーチにつける方向で決めました」と返信し、電気図面の門柱用の配線もそのままにしてもらっています。
この時点で、話は一度まとまっていました。
それを、着手承諾の日にひっくり返した
変更したのは2024年6月23日です。
ポーチはそれほど広くありません。そこに機能ポールを立てるとさらに狭くなります。加えて、ポーチに手すりを付けることが決まりました。足元が窮屈になると判断し、エスポⅡをやめて壁付けに変更しました。
問題は、その日が何の日だったかです。事前の案内にはこう書かれていました。
6/23(日)13:00から着手承諾案内と外構工事打ち合わせをさせて頂きたいです。当日は……お認印をお持ちください。
着手承諾は、図面を確定させて「この内容で建ててください」と承諾する手続きです。その日に、外壁へ重量物を取り付ける変更をしていました。
しかもこの日、設計担当の方は体調不良で不在でした。営業担当の方に口頭で変更を伝え、後日あらためてLINEで反映を依頼しています。
6月23日の〇〇さんがいらっしゃらなかった時に、△△さんに伝えた内容の反映もお願いします(門柱用のコンセントが不要、ニッチにコンセント追加と配置等々)
※〇〇=設計担当の方、△△=営業担当の方。お名前は伏せています。
ポールをやめたので、門柱用のコンセントを削っています。電気図面の修正は、ちゃんと依頼できていました。
抜けていたのは、下地のほうだけです。
「間に合わなかった」とは書けません
正直に書いておきます。着手承諾の日に下地を依頼していれば入れられたのかどうか、私は確認していません。そもそも一条工務店に、外壁のこの位置に下地を入れられるかを聞いていないのです。
だから「あの日では遅かった」とは言えません。言えるのは、聞かなかったので、可能だったかどうかすら分からないままになったということだけです。
下地は「入れてください」と言わなければ入りません。わが家も、下地を入れてもらった場所はいくつもあります。テレビの壁掛け用、洗面所のタオル掛け用などです。いずれも「自分で金物を付けるつもりだ」と分かっていたから、図面で位置と高さを指示できました。
ポストだけが抜けたのは、外壁が「下地を相談する対象」だと、そもそも思っていなかったからです。
設計担当の方が同席していたら一言あったかもしれません。ただ、それは私が確かめようのないことです。変更を言い出したのは自分なので、確認するのも自分の役割でした。
選んだのは「パケモ」だった
置き場所とは別に、機種選びで優先したことがあります。大型郵便物が入るかどうかです。
わが家はネット注文が多く、宅配ボックスは荷物でふさがることが多くなりそうだと考えていました。そこへ郵便物まで入るとなると、肝心の荷物が入りません。ポストとボックスで役割を分けておきたかったので、A4サイズが折らずに入るポストを探しました。
選んだのは、パナソニックのパケモ(Pakemo-UF)です。
- パナソニック 郵便ポスト パケモ CTCR2600TBK(鋳鉄ブラック色・大型郵便物対応・壁掛け)
- 36,900円
宅配ボックスは、見た目の雰囲気を揃えたかったので同じパナソニックから選びました。
- パナソニック 宅配ボックス コンボライト CTNK6020RB(ミドルタイプ・マットブラック)
- 24,200円
どちらも自分で購入しています。
現物が重かった
ポストが届いたのは、家が完成に近づいたころです。
箱から出して持ち上げてみて、これは想像していたより重い、と思いました。約7kgあります。数字だけ見ればたいしたことがないようですが、鋳鉄の質感のある本体を実際に持つと、これを壁に留めて何年も雨風に当てるのか、という気持ちになります。
外構業者さんに相談したところ、下地が入っていないと付けられないと言われました。取り付ける前に判断が出たのは、むしろ助かったと思っています。
急いでTポールを買った
壁に付けられない以上、自立させるしかありません。
- パナソニック ポスト・宅配ボックス専用 Tポール CTN8400P(ブラック色)
- 25,560円
宅配ボックスを置く予定だった場所に、ポストと宅配ボックスをまとめてこのポールに取り付けました。設置は外構業者さんにお願いしています。
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| ポスト(パケモ CTCR2600TBK) | 36,900円 |
| 宅配ボックス(コンボライト CTNK6020RB) | 24,200円 |
| Tポール CTN8400P | 25,560円 |
| 設置費(外構業者) | 5,000円 |
| 合計 | 91,660円 |
※設置費は外構工事の見積上の金額です。壁付けにしていた場合も設置費はかかっていましたので、余分に出たのはポール本体の25,560円です。
しかもポールはコンクリートで固定します。置き場所を変えたくなっても、簡単には動かせません。急いで決めた配置が、そのまま長期の配置になりました。
対応表に載っていない組み合わせだった
Tポールを買う前に、取扱説明書で対応機種を確認しています。
- ポスト部:パケモ-UF/フェイサス/フェイサスラウンド の各シリーズ
- 宅配ボックス部:コンボ フラット/コンボ ミドル/コンボ ハーフ の各シリーズ
ポストは対応しています。問題は宅配ボックスのほうで、すでに買っていた「コンボライト」は、この一覧に入っていませんでした。
ただ、取り付け穴の位置が同じだったので、取り付けられると判断して購入しました。実際、問題なく付いています。
誤算だったのは色です。ポストは「鋳鉄ブラック」、宅配ボックスは「マットブラック」で、そもそも色名が違いました。同じメーカーで揃えたつもりでいましたが、並べると差が出ます。
冒頭の写真をもう一度見てください。光の加減もありますが、上のポストと下の宅配ボックスで明るさが違います。そして真っ黒なのはポールだけです。3点とも黒のつもりで選んで、結果として3種類の黒が並びました。そこは許容して使っています。
⚠ これはメーカーが想定している組み合わせではありません。わが家では取付穴が一致したため付きましたが、同じようにすることをおすすめするものではありません。落下や保証の扱いを考えると、対応表に載っている機種から選ぶのが確実です。
これから建てる人がやっておけること
わが家のことを一般化すると、3つです。
① 外壁と玄関まわりに「付ける予定のもの」を書き出す
壁に穴を開けて取り付けるものは、全部が対象です。一般的なところでは、ポスト、宅配ボックス、表札、インターフォン、物干し金物、ホースリール、防犯カメラあたりでしょうか。室内の下地は熱心に考えるのに、外壁は抜けやすいところです。
② 機種が決まっていなくても「下地は要りますか」と聞く
ここが本質でした。6月23日の時点で、私はまだどのポストを買うか決めていません。でも「壁付けにする」とは決めていました。それなら重さが分からなくても、下地が要るかどうかは聞けたはずです。機種決定を待つ必要はありませんでした。
③ 遅い段階の変更ほど、付随して必要になるものを見落とす
門柱用コンセントの削除は思いつきました。下地は思いつきませんでした。変更そのものは覚えていても、そこにぶら下がる作業は抜けます。打ち合わせの当日に担当者が不在なら、その日に決めきらず持ち帰る、という選択肢もあったはずです。
まとめ
- もともとは三協アルミの機能ポール「エスポⅡ」で決まっていたが、着手承諾の日に壁付けへ変更した
- その日、設計担当の方は不在で、営業担当の方に口頭で伝えて後日LINEで反映を依頼した
- 門柱用コンセントの削除は依頼できたが、下地の追加は思いつかなかった
- 外壁に下地を入れられるかは一条工務店に確認していない。可能だったかどうかも分からない
- 約7kgのポストは下地なしの壁に付けられず、Tポールを買い足した(本体25,560円)
- ポスト・宅配ボックス・ポール・設置費の合計は91,660円
- 宅配ボックスはTポールの対応表にない機種だったが、取付穴が一致したため使えている(色味は揃わなかった)
壁に何かを付けるつもりなら、その場で「下地は要りますか」と聞いてください。それだけで済む話でした。
よくある質問
Q. 郵便ポストを外壁に付けるのに、必ず下地は必要ですか?
重さと外壁の構造によります。わが家の場合は約7kgのポストについて、外構業者さんから「下地が入っていないと付けられない」と言われました。判断は現場を見る施工業者さんにしてもらうのが確実です。軽量な小型ポストなら話は変わります。
Q. 下地はいつまでに依頼すればいいですか?
わが家は依頼していないので、着手承諾の日でも間に合ったのかどうかは分かりません。ただ、変更が遅くなるほど付随する項目を見落としやすいのは確かです。依頼するときは位置と範囲(高さ何mmから何mmまで)まで指定して、図面に反映されたことを確認してください。
Q. Tポールは引渡し後からでも設置できますか?
わが家は引渡し後に購入し、外構業者さんに設置してもらいました。ただしコンクリートで固定するため、あとから位置を変えるのは簡単ではありません。
Q. パケモとコンボライトを1本のポールにまとめられますか?
Tポールの対応表に、宅配ボックスとしてコンボライトの記載はありません。わが家は取付穴の位置が同じだったため使えていますが、想定された組み合わせではないので、おすすめはしません。色味も完全には揃いませんでした。