一条工務店の床冷房、電気代はいくら増えた?4月と7月を1日ごとに実測した結果
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「一条工務店の床冷房は電気代が高い」「いや、思ったほどでもない」——調べていると、どちらの話も出てきます。わが家も去年の夏は床冷房を使いましたが、当時は記録を取っていなかったので、実際のところがよく分かっていませんでした。
そこで今年は、4月から7月まで、床冷暖房の設定を段階的に変えながら、家全体の消費電力量と外気温を1日ごとに記録しました。この記事は、その実測データをそのまま公開するものです。想定と違った結果や、測れなかったことも、そのまま書きます。
※わが家は太陽光13.750kWと蓄電池を入れています。そのため電気代の金額は、一般的なお宅よりかなり低く出ます。金額そのものより、消費電力量(kWh)の動き方のほうを参考にしていただければと思います。kWhなら、ご契約の単価をかけるだけでご自宅の条件に置き換えられます。
先に結論です。
- 家全体の消費電力量は、床冷暖房を止めていた4月と比べて7月は約70%増えた(月537kWh → 915kWh)
- 電気代はわが家の契約で月+約3,900円
- ただしこの増加分は「床冷房+さらぽかの除湿」のセットの数字です
- 設定23℃に対して、実際の室温は26〜27℃だった
- 設定を24〜25℃から23℃へ下げた効果は、今のところ数字に出ていません
建てる会社をこれから決める人へ
家じゅうを冷やす仕組みは、住宅会社によって前提がまるで違います。わが家のように床に配管を通す方式もあれば、ダクトで空気を回す方式、各部屋のエアコンでまかなう方式もあり、同じ「全館冷房」でも電気の使われ方が変わります。そして電気代は、断熱性能と太陽光の容量、売電の条件がそろって初めて計算できるものでした。
複数のハウスメーカー・工務店にまとめて資料請求できるサービスがあります。届くのは各社の一般的なカタログが中心で、これだけで会社を決められるものではありません。比較の出発点として使うものです。建てる時期と建築予定エリアがある程度決まっている人向けです。
わが家の条件
数字を読む前に、前提を書いておきます。ここが違うと金額はまったく変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建物 | 一条工務店 グラン・スマート/平屋 |
| 空調 | 全館床冷暖房+さらぽか(デシカント式の除湿・送風) |
| 太陽光 | 13.750kW(申請容量9.900kW・FIT10年) |
| 蓄電池 | 一条のオリジナル蓄電池(あとから増設できるタイプ) |
| 電力契約 | 夜間が安い時間帯別プラン(夜間 約27円/kWh・昼間 約40円/kWh) |
| 記録方法 | 一条のパワーモニター(1日ごと)+SwitchBot温湿度計(1時間ごと) |
床冷暖房の設定は、この4か月で次のように動かしました。
| 時期 | 設定 |
|---|---|
| 4月〜5月15日 | 全部屋オフ(3月30日に暖房を停止) |
| 5月16日〜 | 子供部屋2室(図面上は洋室・洋室(2))を24℃ |
| 5月17日〜 | LDK・主寝室を25℃ |
| 5月31日〜 | 脱衣室を24℃ |
| 6月中 | LDK・洋室(3)(4.5帖・元はユーティリティ)を24℃へ |
| 7月22日〜 | 全部屋23℃(以降、変更なし) |
※設定を変えた日付は手元の記録から拾ったものです。6月の変更だけは日付を特定できていません。洋室(3)がいつ25℃で動きはじめたかも記録があいまいなので、そこは月単位の粒度で読んでください。
エアコンは7月に5回だけ使いました(のべ約18時間半)。7月26日から月末までは使っていません。
サーキュレーターは暑い日に適宜使っています。使った日と時間は記録していません。消費電力は床冷暖房よりずっと小さいのですが、暑い日に偏って使うので、あとに出てくる「外気温と電気の使用量の連動」には、床冷房だけでなくサーキュレーターも同じ向きに効いているはずです。そこは差し引いて読んでください。
電力データは、太陽光・蓄電池に付いてくるアプリのパワーモニターで見ています。この画面で何が分かるかは、一条工務店のHEMS、太陽光・蓄電池ありなら不要かも|アプリのパワーモニターでわかることにまとめています。
結論:床冷暖房オフの4月と比べて、7月は1日11.6kWh増えた
まず4か月分の実測です。
| 月 | 床冷暖房 | 消費電力量 | 1日平均 | 外気温の日平均 |
|---|---|---|---|---|
| 4月 | オフ | 537 kWh | 17.9 kWh | 14.8℃ |
| 5月 | 一部24〜25℃ | 578 kWh | 18.6 kWh | 19.3℃ |
| 6月 | 24〜25℃ | 653 kWh | 21.8 kWh | 22.3℃ |
| 7月 | 23〜24℃ | 915 kWh | 29.5 kWh | 27.5℃ |
床冷暖房を止めていた4月と比べて、7月は1日あたり11.6kWh多く使っていました。月にすると378kWh、率にすると約70%増です。

電気代にするといくらか
| 月 | 買電量 | 電気代(推定) | 4月比 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 115 kWh | 約5,600円 | ±0 |
| 5月 | 104 kWh | 約5,300円 | −約300円 |
| 6月 | 160 kWh | 約6,600円 | +約1,000円 |
| 7月 | 282 kWh | 約9,500円 | +約3,900円 |
金額は請求書をそのまま使わず、暦月ごとの買電量に請求書の単価をかけて計算しました。検針期間が暦月とずれている(7月分の請求は6月17日〜7月15日)ため、そのまま使うと床冷房を動かした日と動かしていない日が混ざってしまうからです。
※請求書の全項目を積み上げた検算では請求額と一致しました。この記事は百円単位に丸めています。
想定外:消費は+70%なのに、買電は+145%増えていた
ここが今回いちばん意外だったところです。
家全体の消費電力量は4月比で+70%でしたが、実際に電力会社から買った電気は+145%増えていました。115kWhから282kWhです。消費の増え方より、買電の増え方のほうが倍以上大きい。
太陽光が13.750kWあるのだから、夏こそ発電でまかなえるはずではないのか。そう思っていたので、この数字は予想外でした。
理由は請求書の内訳を見て分かりました。7月分の買電226kWhのうち、223kWhが夜間の使用でした。昼間は3kWhしかありません。昼は太陽光と蓄電池でほぼ完結していて、増えた買電はほとんどすべて夜に発生している、ということです。
床冷房は、エアコンと違って24時間動き続けます。日が沈んでからも、蓄電池を使い切ったあとも、床下では冷水が回り続けている。太陽光がどれだけ大きくても、その時間帯には届きません。
「太陽光があれば夏の冷房は実質タダ」という感覚を持っていましたが、少なくとも床冷房についてはそうではありませんでした。
蓄電池はどこまで支えられたか
参考までに、7月の蓄電池の実測です。
| 項目 | 7月の1日平均 |
|---|---|
| 充電量 | 7.89 kWh |
| 放電量 | 6.44 kWh |
毎日ほぼ8kWh前後で頭打ちになっているので、実際に使える容量はこのあたりが上限のようです。1日29.5kWh使う7月に対して、蓄電池が肩代わりできるのは6.44kWh。夏の床冷房を一晩支えきるには足りないというのが、数字から見える実態でした。
床冷暖房を動かすと、電気の使用量が外気温に連動しはじめる
金額よりも、この記事でいちばんお見せしたいのはこのグラフです。

1日ごとの外気温の平均を横軸に、その日の家全体の消費電力量を縦軸にとったものです。4月から7月までの118日分を点で打っています(気温データが1日分そろっていない日は除きました)。
床冷暖房を止めていた4月は、点が横一直線に並びます。外気温が10℃の日も18℃の日も、消費電力量は17〜20kWhのあたりから動きません。外が暖かかろうと涼しかろうと、家の電気の使い方が変わっていない、ということです。
ところが床冷暖房を動かしはじめると、点が斜めに並びはじめます。
この「外気温と電気の使用量がどれくらい連動しているか」は、−1から+1までの数値で表せます。0なら無関係、+1に近いほどぴったり連動しているという見方をします。
| 月 | 床冷暖房 | 連動の強さ |
|---|---|---|
| 4月 | オフ | −0.19(ほぼ無関係) |
| 5月 | 一部24〜25℃ | 0.37 |
| 6月 | 24〜25℃ | 0.57 |
| 7月 | 23〜24℃ | 0.87(強く連動) |
月を追うごとに、外気温と電気の使用量の結びつきが強くなっていきます。
床冷房は外が暑いほど働くので当然とも言えますが、自分の家の数字にここまではっきり出るとは思っていませんでした。
床冷房を動かしている月では、外気温が1℃上がるごとに、家全体の消費電力量が1日あたり約1.5kWh増えるという関係が読み取れました。ご自宅の電力単価をかければ、「猛暑日が1日増えるといくら」がおおよそ計算できます。
設定23℃で、室温は26〜27℃だった
ここは正直に書きます。設定温度と実際の室温は、かなり離れていました。
7月の1か月間、各部屋の温湿度計が記録した数字です(1時間ごと・744点の平均)。
| 場所 | 室温の平均 | 最低 | 最高 |
|---|---|---|---|
| リビング | 26.3℃ | 24.9℃ | 28.1℃ |
| 主寝室 | 27.0℃ | 25.3℃ | 28.8℃ |
| 廊下 | 26.7℃ | 25.3℃ | 28.1℃ |
| 脱衣室 | 26.2℃ | 24.0℃ | 29.8℃ |
| 子供部屋 | 27.4℃ | 25.8℃ | 29.4℃ |
| 屋外 | 27.4℃ | 19.4℃ | 34.7℃ |
※子供部屋は2室ありますが、温湿度計を置いているのは1室です。表の値はその1室のものです。
設定23℃に対して室温は26〜27℃。3〜4℃の開きがありました。
床冷房の設定温度は、エアコンとは意味が違います。エアコンは室温がその値になるまで動きますが、床冷房で設定するのは床に流す水の温度に関わる値です。頭では分かっていたつもりでしたが、差の大きさには驚きました。
一方で、外の暑さはしっかり遮られています。7月19日は外気が34.7℃まで上がりましたが、その日のリビングの最高室温は27.5℃でした。差は7℃です。7月には外気33℃以上の日が7日ありましたが、室温が29℃を超えた部屋はありません。
室温だけ見ると「思ったより高い」と感じられるかもしれません。ただ、蒸した感じがないので快適です。エアコンのような冷たさはありませんが、家中どこへ行っても温度が変わらず、暑い場所がありません。
湿度はどうだったか
体感を左右するのは温度だけではないので、湿度も載せます。絶対湿度(空気1立方メートルあたりの水分量)で比べます。
| 場所 | 相対湿度の平均 | 絶対湿度の平均 |
|---|---|---|
| リビング | 51% | 12.6 g/m³ |
| 主寝室 | 45% | 11.5 g/m³ |
| 子供部屋 | 43% | 11.4 g/m³ |
| 屋外 | 77% | 20.2 g/m³ |
屋外の水分量の半分近くまで落ちています。相対湿度も43〜55%に収まっていて、7月としてはかなり乾いた状態です。これはさらぽか(デシカント式の調湿換気)の働きによるものと考えられます。
もう少し引いて見ると、この効きぶりがはっきりします。4月から7月にかけて屋外の水分量は8.6→20.2 g/m³と2倍以上になりましたが、室内の相対湿度は4か月とも48〜51%でほとんど動いていません。外がどれだけ蒸しても、室内の湿り具合は春先と変わらないということです。
室温26〜27℃で不快でないのは、湿度側が効いているからだと思っています。1年を通した温湿度のデータは、一条工務店のさらぽか空調は本当に快適?SwitchBotで家中を1年実測した正直レビューにまとめています。
+約3,900円は「床冷房+さらぽかの除湿」の合計
ここは誤解されたくないので、はっきり書いておきます。
4月と7月の差は、床冷房だけの差ではありません。この2つの月は、床冷暖房以外の条件もかなり違います。
いちばん大きいと思われるのが、さらぽかのデシカント除湿です。わが家の床冷房はさらぽかというオプションの一部で、さらぽかを採用しないと床冷房は使えません。床を冷やす仕組みとデシカント(除湿する換気ユニット)がセットになっています。
設定は別々なので、デシカントだけを止めること自体はできます。実際、燻煙タイプの殺虫剤を使うときは止めるよう案内されました。ただ、夏に除湿を止めて床冷房だけ動かす使い方は想定していないので、わが家では両方動かしたままです。
除湿がいつから働いていたかは、屋外と室内の水分量を比べると分かります。
| 月 | 屋外 | 室内5か所の平均 | 差 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 8.6 g/m³ | 10.3 g/m³ | −1.7 |
| 5月 | 11.5 g/m³ | 11.6 g/m³ | −0.1 |
| 6月 | 14.9 g/m³ | 11.8 g/m³ | +3.1 |
| 7月 | 20.2 g/m³ | 12.2 g/m³ | +8.0 |
4月は室内のほうが水分が多い(差がマイナス)。これは除湿が効いていないときの普通の状態です。料理・お風呂・呼吸で出た水分が、換気だけでは抜けきらずに室内にたまります。5月もほぼ同じ。6月から屋外が上回りはじめ、7月に一気に開きます。
つまり4月は除湿が働いておらず、6月から効きはじめて7月に本格化しています。エコキュートや冷蔵庫と違って「4月にもあった負荷」ではないので、増えたぶんに占める比重は大きいはずです。
つまり床冷房だけを選ぶことはできないので、この記事の数字は「床冷房と除湿をセットで動かすと+約3,900円」と読んでください。分けたところで、採用するかどうかの判断には使えません。
ほかにも、4月と7月では条件が違います。
- エコキュートの給湯負荷は夏に下がる(消費が減る方向)
- 冷蔵庫の負荷は夏に上がる(増える方向)
- サーキュレーターを暑い日に使っている
外気温の日平均が14.8℃と27.5℃で12.7℃も違うので、これ以外の家電の使い方も変わっているはずです。
これらを分けて測るには回路ごとの計測が必要ですが、わが家にはその仕組みがありません。ですので、この記事の数字は、「家全体で1日あたり11.6kWh増えた」「月あたり約3,900円増えた」という意味であって、「床冷房が11.6kWh消費した」ではありません。
床冷房そのものの消費は、この数字よりいくらか小さいはずです。どのくらい小さいかは、わが家では測れていません。
設定温度を1℃下げた効果は、測れなかった
7月22日に、床冷暖房の設定を24〜25℃から全部屋23℃へ下げました。消費電力量も上がるはずだと考えて記録を続けましたが、差は見つかりませんでした。
外気温の日平均が26〜30℃で、エアコンを使っていない日だけを取り出した比較です。
| 設定 | 日数 | 外気温の平均 | 消費電力量の平均 |
|---|---|---|---|
| 24〜25℃ | 12日 | 28.0℃ | 30.02 kWh |
| 23℃ | 7日 | 28.1℃ | 29.77 kWh |
差は0.25kWh。しかも設定を下げたほうがわずかに少ないという、想定と逆の結果でした。
ただし「1℃下げても変わらない」と結論づけるのは早すぎます。23℃で記録できた日がまだ7日しかなく、その日ごとの生活のばらつきに埋もれてしまう量だからです。
この件は、8月のデータが積み上がった時点でこの記事に追記します。8月は23℃のまま猛暑日が続くはずなので、日数が揃えば決着がつくと考えています。
エアコンを使わなくなった、という並び
もうひとつ気になっている並びがあります。7月22日の夜に、設定を23℃へ下げました。そして7月23日以降、エアコンを使ったのは25日の1時間半だけです。
「7月22日がたまたま特別に暑かっただけではないか」と思って、気温を調べました。
| 日付 | 外気温の日平均 | エアコン |
|---|---|---|
| 7/19 | 30.8℃ | なし |
| 7/20 | 30.7℃ | 4時間37分 |
| 7/21 | 30.4℃ | 19分 |
| 7/22 | 30.3℃ | 12時間14分(消し忘れ)/夜に23℃へ |
| 7/23 | 29.7℃ | なし |
| 7/24 | 29.7℃ | なし |
| 7/25 | 29.6℃ | 1時間24分 |
7月22日は、特別に暑い日ではありませんでした。7月の中では4番目で、もっと暑い日が3日あります。翌23日と24日もほぼ同じ暑さでした。それでも、23日以降はエアコンをほとんど使っていません。
とはいえ、これで「設定を下げたからエアコンが要らなくなった」と言い切ることもできません。暑さに体が慣れただけかもしれませんし、その週の過ごし方が違ったのかもしれません。記録に残っているのは運転履歴と気温だけで、そのとき暑いと感じたかどうかまでは残っていないからです。
こんな人は注意
- 太陽光や蓄電池を入れない予定の方:この記事の金額はまったく参考になりません。消費電力量(7月で月915kWh)にご契約の単価をかけて考えてください
- エアコン並みの涼しさを期待している方:設定23℃でも室温は26〜27℃です。「冷える」ではなく「暑くならない」が近い感覚です
- さらぽかを採用しない方:同じ室温でも湿度が下がらないぶん、体感はかなり変わると思われます
まとめ
- 床冷暖房オフの4月と比べて、7月の消費電力量は1日+11.6kWh・月+378kWh(約70%増)
- 電気代はわが家の契約で月+約3,900円(太陽光13.750kW・蓄電池ありの条件)
- 消費は+70%だが、買電は+145%増えた。床冷房は24時間動くので、太陽光の届かない夜間の買電が増える
- 床冷暖房を動かすと、電気の使用量が外気温に連動しはじめる(連動の強さ 4月−0.19 → 7月0.87)。外気1℃で1日あたり約1.5kWh
- 設定23℃に対して、実際の室温は26〜27℃。ただし外気34.7℃の日でもリビングは27.5℃に収まった
- 絶対湿度は屋外20.2に対して室内11.4〜13.5。屋外が8.6→20.2と2倍以上になっても、室内の相対湿度は4か月とも48〜51%で横ばい
- 蒸した感じがないので、室温26〜27℃でも快適
- 設定温度1℃の差は、現時点では数字に出ていない(7日ぶん・8月に追記予定)
- 増加分は床冷房とさらぽかの除湿のセットの数字。さらぽかを採用しないと床冷房は使えないため、分けて考えても採用の判断には使えない
- ほかにエコキュートの給湯負荷減(減る方向)・冷蔵庫の負荷増・サーキュレーターも混ざっている
よくある質問
Q. 太陽光と蓄電池がないと、電気代はどれくらいになりますか。
わが家は太陽光と蓄電池がある状態でしか記録していないので、「なかった場合」の金額そのものは出せません。ただ、家全体で使った電気の量は7月で915kWhでした。太陽光がなければ、これをほぼ全量買うことになります。ご契約の単価をかければ目安が出ます。全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安の1kWhあたり31円で計算すると、基本料金を別にして月28,000円ほどです。
Q. 床冷房だけの消費電力量は分かりますか。
分かりません。分電盤の回路ごとに測る仕組みがないと分けられず、わが家には入れていません。この記事の数字はすべて家全体の値です。
そもそも床冷房はさらぽかを採用しないと使えず、夏は除湿と一緒に動かすのが前提です。仮に分けて測れたとしても「床冷房だけ採用する」という選択肢はありません。
Q. 設定温度は何℃がおすすめですか。
現時点では答えられません。24〜25℃と23℃で消費電力量の差を見つけられておらず、室温の差もはっきり出ていないためです。8月のデータで判断できるようになれば追記します。
Q. 冷房と一緒に除湿もされますか。
床冷房そのものに除湿の働きはありません。わが家で湿度が下がっているのは、さらぽか(デシカント式の調湿換気)によるものです。さらぽかを採用していない場合、同じ室温でも体感はかなり変わると思われます。
Q. 記録はどうやって取りましたか。
消費電力量・買電量は一条のパワーモニターの日別データ、室温・湿度・外気温はSwitchBotの温湿度計を1時間間隔でCSV出力したものです。特別な機材は使っていません。使っている温湿度計はSwitchBot温湿度計を5種類・全10台使い分けた実例|一条工務店の家でどこに何を置くかにまとめています。
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