子供は光で起きる?Philips Hue電球6個で作った"光の目覚まし"を1年半運用した結果


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朝、目覚ましのアラーム音で叩き起こされるのがずっと苦手でした。新居に引っ越すタイミングで、寝室と子供部屋に「光で起きる仕組み」を入れて1年半。実際どうだったのかをまとめます。

この記事でわかること

  • Philips Hue電球6個(すべて前の家からの流用)で作った寝室・子供部屋の構成
  • 「光の目覚まし」の設定方法
  • 1年半使った実際の効き目——子供は起きるのか、起きないときはどうしているか

結論:光「だけ」で毎朝完璧ではない。でも戻れない

先に1年半運用の結論です。

  • 光でスッと起きられた日は、目覚めの感覚が明らかにいい(体感です)
  • ただし子供は光だけでは起きないこともある
  • 起きないときは、リビングからハニカムシェードの電動リモコンを操作して「音+外光」で起こすという合わせ技に落ち着いた
  • 電球6個はすべて前の家からの流用なので、新居での追加投資はソケット代だけ

「光の目覚ましって実際どうなの?」という疑問には、大人には効く実感あり、子供には補助輪つきというのが我が家の答えです。

我が家のHue構成:電球6個はぜんぶ前の家からの流用

寝室と子供部屋のメイン照明はシーリングライトです。それとは別にダクトレールを設けて、E26ソケット+Philips Hueのスマート電球を「光の目覚まし」専用に使っています。LDKをダクトレール+Hueにした話は別記事(Panasonicダクトレール+Philips Hueの構成)に書きましたが、寝室側はその続編です。

部屋電球個数
寝室Hue ホワイトグラデーション 100W形相当2個
子供部屋AHue ホワイトグラデーション 60W形相当(購入当時)2個
子供部屋B60W形相当(購入当時)+100W形相当各1個
  • 電球はすべてPhilips Hue ホワイトグラデーション(E26)。フルカラーではなく、白色の色温度と明るさを変えられるタイプです。「光で起きる」用途ならこれで十分でした
  • 6個すべて前の家で使っていたものをそのまま移設。なので子供部屋Bだけ60W形と100W形が混在する”ちぐはぐ構成”です(実用上は特に困っていません)
  • なお、60W形は現行のPhilips Hueラインナップには見当たらず、現行品は75W形に統合されているようです
  • ソケットはリビングと同じVENTOTA ダクトレール用スポットライト(Gino WH・3個セット×2)。子供部屋・寝室にもダクトレール自体は設置していますが、あくまでメインはシーリングライトです。寝室は「寝るだけの部屋」なので、リビングのようにダクトレールオンリーの構成にはしませんでした
  • 操作はLDKと同じHueブリッジ経由です

今から同じ構成を揃えるなら、60W形はすでに廃盤のため75W形を選ぶのが実質的に近い選択です。なお我が家のW数の配分(寝室100W×2、子供部屋は60W中心)は、前の家で使っていたものをそのまま持ってきた結果で、厳密に設計したものではありません。起床用途なら60W形(現75W形)でも十分機能しています。下のリンク先の商品ページで75W形・100W形どちらも選択購入できます。

「光で起きる」の設定方法

設定はHueアプリの自動化機能で行います。やることはシンプルで、起きたい時刻に向けて、照明がじわじわ明るくなっていくように組むだけです。

我が家の設定(子供部屋の例):

Hueアプリの起床オートメーション設定画面。6:35に向けて15分かけて明るくなり、月〜金で繰り返す設定

  • 対象:子供部屋A・子供部屋B(部屋全体)
  • スタイル:「明るい状態への移行」、最大輝度100%
  • 開始6:20→6:35にかけて15分かけて明るくなる設定
  • 繰り返し:月〜金(平日のみ。土日はオフ)
  • 明るくなりきった後、10分後に自動で照明オフ(起きたらつけっぱなしにならない設計)

対象照明とスタイルの設定画面。子供部屋A・Bを部屋全体で選択し、最大輝度100%、10分後に自動オフ

色温度を細かく作り込んでいるわけではなく、「明るい状態への移行」というプリセットに沿って白っぽく明るくなっていくだけのシンプルな設定です。日の出のように徐々に明るくなるので、アラーム音のような「強制終了された感」がありません。光で自然に目が覚めた日は、起き抜けの頭がスッキリしている感覚があります(あくまで我が家の体感です)。

1年半使った実際の効き目:子供部屋のリアル

ここが一番聞かれるところだと思うので、そのまま書きます。

正直に書くと、子供は光だけでは起きないことがあります。

そこで我が家で定着したのが、ハニカムシェードとの合わせ技です。

  1. Hueの光で起きてくれたら、それで終わり(この日がいちばん平和)
  2. 起きてこない日は、リビングから電動ハニカムシェードのリモコンを操作して、子供部屋のシェードを上げる
  3. するとシェードの動作音と、開いた窓からの外光のダブルで起きてくる

実はこの「動作音が子供部屋に響く」というのは、ハニカムシェードの不満点として別記事に書いたポイントそのものです。不満点が1年半経ったら起床装置として実用化されている、というオチでした。我が家の子供部屋はLDKとスライドドアで仕切られている間取りなので、リビングにいながらリモコンが届くのも大きいです。

なお、ハニカムシェードのリモコンは赤外線(IR)ではなく電波方式です。IRリモコンだと対象に向けて直接照射する必要がありますが、電波方式は壁やドア越しでも届きやすい特性があります。もちろん電波にも届く距離の限度はあるはずなので、我が家の場合は「LDKの隣が子供部屋」という間取りだから成立している面もあると思います。実はこれ、一条の担当者に話したときに「離れた部屋から操作できるとは思っていなかった」と驚かれたポイントで、我が家としても地味に効いている良い誤算でした。

良かった点・気になった点

良かった点

  • 光で起きられた日の目覚めの良さ(体感)
  • 追加投資がほぼゼロで始められた(電球6個は前の家からの流用。新規購入はソケットのみ)
  • ホワイトグラデーションで十分。「光の目覚まし」目的ならフルカラーは不要でした
  • ハニカムシェードとの合わせ技という、一条の家ならではの保険が効く
  • ハニカムシェードのリモコンが電波方式(赤外線ではない)なので、ドアを隔てたリビングからでも操作できる。担当者も驚いていたポイント

気になった点

  • 子供は光だけでは起きないことがある(ここは過度な期待をしないほうがいいです)
  • 子供部屋Bのちぐはぐ構成(60W形+100W形)は明るさに偏りがありますが、朝起きるときがメインの用途なのであまり気になっていません。ただし夜間、常夜灯代わりに輝度1%まで絞ると、100W形のほうが明るく感じます

こんな人は注意

  • 光の目覚ましだけで子供を確実に起こしたい人:我が家の実感では光だけでは不十分な日があります。音との併用前提で考えるのが現実的です
  • 賃貸や既存住宅で試したい人:E26ソケットの照明器具さえあれば導入自体は可能ですが、我が家のハニカムシェード合わせ技は一条の電動ハニカム前提の話なので、そこは再現できません
  • 電球のグレード選びで迷っている人:起床目的ならホワイトグラデーションで足ります。フルカラーとの価格差は大きいので、色で遊びたい欲があるかどうかで決めるのがおすすめです

費用まとめ

項目費用(購入当時)
Hue 60W形×3(流用)7,480円
Hue 100W形×3(流用)11,559円
スポットライト 3個セット×2(新規)11,124円
  • 60W形×3は2022年4月に3個セットで購入
  • 100W形×3は2022年3月に単品(4,309円)+2個セット(7,250円)で購入
  • ダクトレール用スポットライト(VENTOTA・Gino WH)はLDK用と同時に新規購入(5,562円×2)

電球6個は前の家からの流用のため新居での追加出費はゼロ、実際に新居側でかかったのはソケット(スポットライト)代の11,124円のみです。電球の金額は「参考までに、当時いくらだったか」として載せています。すでにお持ちの電球を活用するだけで、ここまでの仕組みは追加投資ほぼゼロで作れます。

※LDKのダクトレール用スポットライト(VENTOTA)は12個まとめて20,023円で購入しており、こちらは別記事の費用表に記載済みです。購入時期・数量が異なるため単価は完全一致しませんが、同じ製品ラインであることを明記しています。

まとめ

  • Philips Hueホワイトグラデーション6個で寝室・子供部屋に「光の目覚まし」を導入して1年半
  • 大人には効く実感あり。子供は起きない日もあり、ハニカムシェードの動作音+外光との合わせ技で運用中
  • 電球は前の家から全部流用でき、追加投資はソケットのみ

LDK側のHue構成(ダクトレール+スポットライト)はこちらの記事にまとめています。

よくある質問

Q. Hueブリッジは必要? A. 我が家はLDK導入時から一貫してブリッジ経由で運用しています。時刻トリガーの自動化を安定して使うなら、ブリッジがある構成をおすすめします。

Q. 電気代は気になる? A. LED電球なので消費電力自体は小さく、我が家では電気代の変化を体感したことはありません(厳密な個別計測はしていません)。

Q. フルカラーとホワイトグラデーションどっちがいい? A. 「光で起きる」目的ならホワイトグラデーションで十分でした。色を楽しみたい部屋(我が家ではLDK)だけフルカラーにする、という使い分けが費用対効果的にはおすすめです。